一生物の住まい&帰りたくなる家 色々しっかり考えたい

住まいは文明半分、文化半分。

住まいは機械文明んも話だけではすみません。その国、その地域、そしてその時代の文化をしっかり織り込まないとならないのです。文化的なことも是非、意識しながら住まいづくりを進めましょう。

未来に実家になる家

子どもの先には、孫もいます。小さなときの記憶にとどめるような家でありたいものです。
ビニールクロスに囲まれた、真っ白な家よりも、昔の柱や梁の見えた家が、未来の実家としての家になります。

住まいは子どものために。

古記事では住まいの住むという字に、鳥の巣の字を当てていました。住まいを考える時に、子供のことを最初のテーマ―にすることが大切なのです。住み継がれる家とする為にも、大切なことだと思います。

どの家も同じになっている

設計上のデザインが違っても、結局、インテリアのテレビもオーディオも同じようなものが置かれています。真っ白くデザインされた住宅は特に変わりません。そろそろ、家の作り方も原点に戻るときです。

息の詰まる家ばかりでごめんなさい

ビニールクロスは確かに汚れにも強いし、メンテナンスも簡単です。十卓の工業化を進めた結果たくさんつかわれるようになりましたが、息の詰まるような家ばかりになってしまいました。いいのでしょうかねぇ?

傷つくことが、暮らしていること。

昔の思い出に、柱や床・壁の傷やシミの思い出ってありませんか。新しいものは傷つくと悲しい気持ちになりますが、傷に親しみが湧くと無性に愛着がわきます。家も同じように考えたいですね。

メンテナンスを楽しみませんか?

掃除も何も、嫌いだと思えば辛いことです。すっかり年末の大掃除というのも少なくなりました。実は大掃除は1年に1度の住まいのコミュニケーションの日です。様々な部位を撫でて家と会話を楽しみましょう。

歴史を刻み込む柱を作りましょう。

住まいづくりは子供のためにというのが家づくりの基本です。新しい柱に子どもの思い出を刻んでおくと、何年も何年も経てから宝に感じるのは子ども達のためです。柱を子どもの未来にと思ってください。

子どもと一緒に、未来への約束を

完成した新しい家では、子どもたちと一緒に木肌をなでながら、この柱や梁をしっかり守ってゆく話をしてください。家の中には住み継ぎ、心を引き継ぐためにもモニュメントとなる柱が必要です。

壁の代わりに襖を入れてみよう。

西洋のドアとは違い、日本の襖はとても便利です。開け閉めにはスペースが要らないので、動きを殺してしまえば壁になります。使いたい時には動かせばよい。日本の家つくりは知恵の塊でした。

収納はどのようにするのか。

収納の多くは、眠っている物で有ると思います。いつかは使うと思っているものが多いのです。それには各部屋の収納よりも、集中した収納の方が適しています。昔の家の納戸はその様にしてできました。

子ども部屋の使い道

子ども部屋が本当に必要な時期というのは限られていて、思ったよりも短いものです。子ども部屋があることを前提としないで、子ども部屋にするときの使い方を考えておくのが良いでしょう。

和室は自由空間

本当は床の間は、略式から始まったものなのです。ですから当初は馬桶を置いて飾ってくらい。自由な発想で工夫を楽しむのが本来の和室のあり方。格式よりも、自分流を発揮してください。

仕事を持っている女性が増えた

仕事をしている女性の割合は、半分までになりました。住宅のなかでも、男女の割合も変わってきました。考えてみれば、昔の民家では女性の就業率は100%に近い。民家は働く為の家でもあったのです。

女性も働くと、モノが増える

真剣に仕事をすれば、時には家に仕事を持ち帰ることもあります。女性も同じで、働いている女性には、家庭の中にモノが増えていく傾向があるようです。いかにモノを増やさず整理するかが問題です。

男も家にいる時間が長くなっている

住まいづくりに参加する男性も増えて来ています。家族のことですからね。同じ様に男の人も、最近は家にいる時間が増えています。家の中で出来ることも多いので、少しずつ手を加えて行ってはいかがですか?

主寝室は作戦司令室

家を選管に例えれば、主寝室は作戦司令室です。戦艦の中でも最も大切な部屋。リビングの片隅ではなく、二人で家族の未来を話し合うための、カウチを置くくらいのスペースが欲しいものです。

家族が集まるのは、ダイニング

リビングって家族が集まるために皆さん作りますが、実は意外と家族が集まっているのはダイニングです。家庭の中では”ながら”行為が多いもの。それにはダイニングの環境が適しているのです。

寝る場所は、移動する。

家を建てると、それぞれの部屋に役割があって使い始めますが、意外と動くのが寝る場所です。和室で主人が寝たり、季節によって寝方が変わったり。ある意味、日本人の家の使い方は上手かも知れません。

生活スタイルを変えませんか。

せっかくの新築ですから、やっぱりこれを機会に生活スタイルを変えません。建てた後も色々と変わっていくのですが、いちばん変わるのが建てる時です。家を作るのは家族をつくるのと同じことです。

家族の夢を話し合いましょう。

夢を共有することほど、強い絆はありません。家族で住まい方を考える時に、家族みんなの夢を出し合いましょう。特にご両親の夢を。そのための空間ができたら、きっと誰もが応援してくれます。

街並みへの影響も考える。

住宅が集まって街並みができます。自分の家だけでなく、家族のことだけでなく、街並みのことも考えて家づくりはしたいものです。魅力ある街に見えるようになるとよいですね。

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